カフェを経営していくうえで必要になるのが、テイクアウト用の備品。
実店舗だけでなく、イベント出店などでもテイクアウトカップ必需品です。
そんなテイクアウトカップですが、初めてカフェ開業した方だと、「業務用カップはどこから買えばいいんだろう?」と思われるでしょう。
この記事では
- どんなところで買えるのか?
- どんなところに気を付けるべきか?
- サイズ感はどのぐらいか?
などについて解説していきます。
テイクアウトカップのサイズ感はどのぐらい?
まず、テイクアウトカップですが、ホット・アイスそれぞれ下記のサイズがおすすめです。
・ホット用カップ 8oz(240ml)
・アイス用カップ 12oz(360ml)
ホット用カップはなぜ8ozを選ぶの?
さて、なぜホット用テイクアウトカップは8oz(約240ml)を選ぶのでしょうか?
通常、ホットのドリップコーヒーは1杯あたり150mlぐらい。
そのため、イートインだと6~7oz(180ml~210ml)ぐらいのカップを使います。
ただ、テイクアウトはぎりぎりまで入れるとこぼれてしまうため、余裕をもって2サイズ上のカップを選ぶわけです。
後は単純に、テイクアウトカップでは8ozが一番多い規格となります。
ですので、ホット用カップは8ozサイズで選ぶとよいでしょう。
ドリップコーヒー1杯でもの足りなければ、10ozぐらいにしてもかまいません。
アイス用カップはなぜ12ozを選ぶの?
ホット用カップが8ozなのはわかるとして、なぜアイス用カップは12ozなのでしょうか?
これは、単純に氷を入れるからですね。
カフェのアイスグラスなども330~360mlぐらいなので、ほぼお店のアイスグラスの容量をイメージしてもらえれば大丈夫です。
テイクアウトカップを選ぶときに気を付けることは?
テイクアウトカップを買うときに気を付けることは、2つあります。
- リッド(ふたのサイズを間違えないこと)
- ホット用カップは断熱仕様のものを買うこと
まず、1つ目は当然と言えば当然。
カップを8oz、12ozのものを買ったなら、リッド(ふた)も同じサイズを買ってください。
当たり前のようで、サイズ表記を見ていないと意外と間違うので要注意。
実際、スタッフに買ってもらってきたときにリッドとカップのサイズ感があってない!
…なんてことは日常茶飯事です。人に頼むときは特に注意してください。
お客様のけがを防ぐために断熱仕様のカップを使おう!
そしてもう一点が、ホット用カップは断熱仕様のものを使うこと。
断熱仕様でなければ、8ozカップは100均などにも販売しています。
ですが、断熱仕様ではないカップにホットコーヒーを注ぐととにかく熱い。
お客様がびっくりしてコーヒーをこぼし火傷…なんて目も当てられないので、ご注意ください。
もし、断熱カップ以外を使う場合は、カップの周りに巻ける厚紙(スリーブ)を使うとよいでしょう。
このタイプはオリジナルロゴのステッカーなども貼りやすくなります。
業務用テイクアウトカップはウェブで買う?それとも実店舗?
業務用テイクアウトカップは実店舗でもネットでも買えます。
ですが、個人的にはネットでの購入をおすすめします。
理由は2つ。
- カップがかさばるので持ち運びが大変
- 実店舗だと在庫がないこともある
テイクアウトカップは意外とかさばる
一度でも実店舗に業務用カップを買いに行ったことのある人なら分かるでしょう。
テイクアウトカップはものすごくかさばります。
100人分のカップとリッド、マドラーなどの備品をそろえると、両手いっぱいのビニール袋か段ボール箱を抱えるハメになります。
車でのお買い物ならいいですが、電車+徒歩だとかなり大変です。
店頭に希望個数の在庫があるとは限らない
また、業務用のショップに必ず在庫があるわけではありません。
イベントやマルシェに出店するとなると、必要個数は100~200個。
都会の店舗ならあるかもしれませんが、地方だと欠品していることも多いでしょう。
そうすると、基本的にはお取り寄せになってしまいます。
オンラインで買うのと変わらないどころか二度手間です。
ですので、基本的には業務用カップのオンラインサイトなどで買うことをおすすめします。
業務用カップを買えるおすすめサイトは?
業務用のテイクアウトカップや蓋を買うのであれば、おすすめなサイトが2つあります。
- シモジマ
- Amazonビジネス
それぞれ、特徴があるので詳しく見ていきましょう。
全国に店舗展開するシモジマ
まず1つ目が全国に多店舗展開するシモジマです。
飲食店に勤めたことのある方なら、一度はお世話になったことがあるでしょう。
楽天で展開しているウェブショップで、3,980円から送料が無料になります。
とにかく業務用製品のラインナップが多いため、カップのデザインなどを選びたい場合は一番おすすめ。
ちなみに、アスクルなどのオフィス・業務用製品サイトでも、テイクアウトカップは販売されています。
ただ、発送はシモジマからなので、大元のシモジマで買うのがおすすめです。
Amazonの個人事業主向けサイトAmazonビジネス
Amazonには法人・個人事業主向けサービスのAmazonビジネスがあるのをご存じでしょうか?
開業届けさえ出していれば、だれでも無料で”お急ぎ便が無料””法人割引が利用”できるサービス。
※詳しくは下記をご覧ください
そして、このAmazonでも、テイクアウトカップは販売されています。
ふたつきで100個単位からだったりと、シモジマの25個単位より少しロットは大きめ。
その代わりに価格が安いうえ、送料がシモジマより安くなっています。
シモジマがある程度大きなロット向けだとしたら、こちらはイベントなどでミニマムに仕入れたい人向け。
ちなみに、割引などはないものの、Amazonビジネス会員でなくてもカップを買うこと自体はできます。
Amazon、シモジマどちらも良い、悪い点があるため、ご自身に合ったサービスをご利用ください。
業務用テイクアウトカップの選び方、買い方まとめ
業務用テイクアウトカップの選び方について重要なポイントをまとめます。
- ホットカップは8oz、アイスカップは12oz
- ホットカップは断熱式かどうかに気を付けて
- テイクアウトカップの購入はオンラインがおすすめ
- シモジマは数百個など大ロットで買いたい方向け
- Amazonビジネスは100個未満など小ロットで買いたい方向け
以上です。
ぜひ、テイクアウトカップを利用して、売上アップにつなげてくださいね!
マルシェに出店される方は、ぜひ下記の記事も読んでください!
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