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カフェ・喫茶店に固定電話は必要か?メリットとデメリットは?

固定電話 備品類

多くの方はカフェを開業されるとき、固定電話を引くことを検討されるでしょう。実際、カフェのみならず、多くの店舗・事務所では固定電話を引くのが一般的です。

それでは、カフェに電話番号を引くことが“常識”なのでしょうか。

必ずしもそうとは言えません。

今回は、カフェに固定電話を引くメリットとデメリットについてそれぞれご紹介したいと思います。

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カフェ・喫茶店に固定電話を引くデメリット

多くの方は、カフェに固定電話を引くのが当たり前と思っているでしょう。そこでまずは、カフェに固定電話を引くデメリットを先にご紹介したいと思います。

・宣伝や営業電話がかかってくる

・お客様からの電話の多くは「営業しているか」「道を尋ねるか」がほとんど

・固定電話代(月額3,000~4,000円)がかかる

だいたいこのぐらいです。

こうしてみると、「カフェに電話を引くデメリットはそんなにないじゃないか」と思われるかもしれません。

一番の問題は「お客様から電話がかかってくること」。

特に、薄利多売で経営されているカフェの場合、大きく事情が変わってきます

基本的に薄利多売型のカフェでは、アルバイトスタッフが電話対応をします。

すると、オーナーが直接電話を取って対応する場合に比べ、絶対的に電話対応に時間を取られてしまいます。

ただでさえ多くのお客さんに対応しなければいけないのに、サービスの遅れにも繋がりかねません。

カフェに固定電話をひかないという選択はアリか?

「とはいえ、お客様からの電話連絡を取れないというのは大問題じゃないか?」と思われるでしょう。

基本的にカフェのお客様のお問合せは「場所がどこにあるか?」「営業しているか?」といった程度のものです。

ホームページやグルメ情報サイトで少し調べれば分かること。そのため、電話応対をしなくとも、基本的にはたいていのお客様がそのまま来てくださいます。

ですので、多くのお客様を相手にしなければいけない薄利多売型のカフェの場合は、固定電話を引かない、もしくは引いても公開しないというのも一つの手です。

また、逆にあまり本気でカフェ営業をしていないお店でも固定電話を引かないお店もあります。

営業電話やお問合せ電話に出ずに、悠々自適にカフェを経営したいというお店です。

もちろんそれで生活できるほど儲かるかどうかは別として、一つの選択肢ではあるでしょう。

カフェに電話を引くメリット

ただ、こういったデメリットがあるにもかかわらず、結局、多くのカフェで固定電話の電話番号を引いているのはなぜでしょうか。

色々と理由はありますが、以下のようなメリットがあるから。

・固定電話が無いと、卸業者や大手業者と契約できないことも

・予約を取りたいお店にはほぼ必須

・電話が無いと、お店の信頼性が無い

・法人相手に仕事するには、固定電話番号がほぼ必須

以上のように、「きちんとビジネスとしてカフェを成り立たせたい」場合は、固定電話は必ず必要です。

カフェを経営していると、「イベント出店や百貨店の催事場で出店しないか?」といったお問合せをいただくことがあります。

当然、こうした連絡は固定電話を通じて行われるわけです。書類の記載などが必要な場合は、携帯電話では認められない場合も多いです。

加えて、卸売り業者なども大手になってくると、固定電話やファックスが必須になってきます。固定電話番号やファックスナンバーで発注をすることが多いからです。

固定電話が無いと仕入れも満足にできないのです。

また、予約できることをウリにしているカフェなら電話番号は必須です。

最近でこそ、メールやwebサイトのお問合せフォームから予約することが一般的になってきましたが、それでも電話予約を好む人は多いです。

当然ですが、そういったときに携帯電話番号ではお客様から信用されませんし、なにより携帯電話番号を公開してしまうリスクのほうが大きいでしょう。

このように、きちんとビジネスとして一定以上の収益をあげようと考えていると固定電話は絶対的に必要なツールになってきます。

結論として、固定電話は引くべきか?

ただ、結局のところ、固定電話を引くべきか引かないほうがいいかという疑問に答えはありません

もちろん、収益を大きく上げていきたいと考えている方は導入すべきですが、個人店では必ずしも必須というわけではありません。

固定電話を引いていないけれども、長年続いているカフェやバーなんてたくさんあります。 地域のお客様をしっかり呼べていれば、固定電話がなくてもやっていける場合もあります。

なかには、「契約や取引に必要なため固定電話を引いているけど、スタッフの手が取られるのでお客様に公開していない」というカフェまであります。

最終的には自分のコンセプト次第だといえるでしょう。

ただ、少なくとも下記のようなカフェでは固定電話を公開すべきです。

  • 予約できることをウリにしている
  • コーヒー豆の卸など、業務用サービスを展開している
  • 法人相手の事業も展開していく予定である
  • 今後も事業を拡大していく予定である

電話回線を使うかひかり電話か

ちなみに、固定電話は電話回線とひかり(回線)電話のどちらで引くかが選べます。

ただ、最近のカフェ・喫茶店はまず間違いなくインターネットやWi-Fi環境が必須。基本的にはひかり電話のほうがおすすめです。

ひかり電話は月額550円とかなり格安。ただ、ひかり回線の契約が必須なうえ、開始までに1か月以上かかる場合もあります。

オープンまでの前もっての準備が必要ですのでご注意を。

 NTTひかり公式サイト⇒ NTTひかり電話 ひかり電話

電話機本体はどんなものがおすすめ?

電話機本体は、業者とのやり取りをする際、ファックスが必須になるため、ファックス機能がついたものがおすすめ

というより、ファックス機能がついていない固定電話は買う意味がありません。

値段が上がっても、細々した機能がついてくるだけ。価格面は、比較的安価なもので問題ないでしょう。

ちなみに、カフェはお店のスペースが限られています。そのため、ファックス機能の付いた本体は裏の事務所に、店内には子機だけを置くなんてことも。

そういった使い方がしたい方は、子機付きの電話を買いましょう

まとめ -カフェに固定電話は必須か?-

最後に、固定電話についてまとめておきます。

  • 固定電話は無いよりあったほうが良い
  • ただ、デメリットもあるので店のコンセプトに合わせて
  • 固定電話を引くだけ引いて公開しないという手もある
  • ネットも固定電話も同時に導入したい方にはひかり電話がおすすめ

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