飲食店において、女性客の評価に大きな影響を与えるのがトイレ。
男性の場合、たかがトイレと思われるかもしれませんが、トイレの満足度はそのままお店の評価に影響します。
実際に、TOTOがとったインタビューなどでもこんなやり取りがされています。
人を誘って行く店は、汚いトイレは絶対NG!
https://jp.toto.com/products/machinaka/restaurantinterview/
K.T. アンモニア臭や清潔にしていないにおいは嫌ですね。 Y.K. 接待やデートで使う店のトイレが汚かったら、二度と行かないです。 K.T. 自分が選んだ店のトイレが汚いと、自分の評価に跳ね返ってきかねないですからね。
そこで、この記事ではトイレにどんな備品があるといいかをご紹介します。また、最後に飲食店のトイレで気を付けるべきことも記載します。
実際に女性スタッフに聞いた意見をもとに書いているので、信ぴょう性は高いですよ!
飲食店のトイレの備品に必須なもの
まず、絶対に置くべきものから書いておきます。
- ハンドソープ
- 消毒液
- 手拭き用のペーパーとゴミ箱
- トイレブラシ
- 清掃用の洗剤(マジックリンなど)
- サニタリーボックス(ゴミ箱)とビニール袋
- 壁掛け鏡
この辺りはまず必須です。
これがない飲食店は、そもそも使うのもイヤという方も多いはず。
そのため、この辺りは最低限備えているお店も多いのではないでしょうか?
ここからは、あったほうが良いアイテムをご紹介します。
飲食店のトイレにあると嬉しいアイテム
飲食店のトイレに合ったほうが評価が上がるアイテムは以下の通り。
- ナチュラルな香りの芳香剤
- マウスウォッシュ
- 消臭スプレー
- 綿棒
- 便座シート
- ベビーシート
- 油取り紙
- バッグなど小物が置ける荷物だな
以上です。ベビーシートなど、スペース上どうしても難しい設備はありますが、それを除けば基本的にはどの飲食店でも置けるものばかりです。
マウスウォッシュなどは、カフェ・喫茶店レベルで必要とは言えませんが、夜業態だったり、臭いの強い業態ならあってもよいでしょう。
意外と評価が分かれるのがトイレの芳香剤です。
トイレの芳香剤は必須ではない?
意外に思われるかもしれませんが、トイレの芳香剤は必須ではありません。
実際、All aboutの調査によると、芳香剤がいるかいらないかについては下記の通り。
「いる」派が59.0%
「いらない」派が41.0%
意外と、「いる」という人と同じぐらい「いらない」という人も多いんですね。
理由としては、「いかにもトイレらしい臭いがイヤ」「きついにおいがイヤ」というもの。実は私のカフェでも女性スタッフから同じ意見がありました。
ただ、飲食店の場合、清掃が追い付かず、どうしても臭いが気になることも。芳香剤はあったほうが良いとは思いますが、香りの強くないナチュラルな匂いのものにしましょう。
天然アロマのものなどを探していただければ問題ないと思われます。
男女共用なら消臭スプレーはありがたい
また、男女共用のトイレだと消臭スプレーがあるとベター。
女性だけでなく、男性もあとの臭いが気になるもの。臭いを気にしなくていいように消臭スプレーを置いておくとよいでしょう。
ただ、これも臭いがきつくないよう、石鹸の香りや無香料のものを選んでください。
意外と需要多し?小物が置ける荷物棚
意外と声が大きかったのが、小物が置ける荷物だな。
男性だとあまり需要がありませんが、トイレでメイク直しをする女性には需要があるよう。綿棒なども同じ理由ですね。
スペースが限られている方は、壁掛けにしたり、どうにか置けないか検討してもよいかも?
飲食店のトイレ衛生問題で最も重要なこと
いろいろアイテムを紹介してきましたが、まず一番大事なのは頻繁に清掃すること。
これに勝ることはありません。
忙しい飲食店なら、1~2時間おきに見に行ってもいいぐらいです。
ただ、そんなときにじっくり清掃している暇はありません。さっと掃除できるように、拭いたらすぐに流せる便座シートなどがあると便利です。
小物類をいろいろとそろえることよりも、まずは清掃を徹底してください。
男女共用の場合、男性に立って小用をさせないのも手
また、そもそもトイレを汚させないのも1つの手。
たとえば、男女共用の場合、男性が立って小用をすると、周りにはねて清掃の手間が増えます。
そのため、「男性も座ってご利用ください」といった張り紙をしているお店も少なくありません。実際、そのためのステッカーまで売られているほど。
それだけで清掃の手間はグッと楽になるので、ぜひ検討してみてくださいね!
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