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飲食店を間貸しして家賃収入へ!相場や契約は?カフェの事例をベースに

レンタルスペース 資金やお金の話

コロナ禍以降、飲食店での間貸し・スペース貸しは以前と比べて、ものすごく増えました

以前は、「飲食店がスペースを貸すなんて儲かっていないんだろう…」なんて声も聞こえてきた間貸し。

むしろ今は間貸しをすることで、いかに家賃負担を減らすかが課題のひとつになってきています。

以前はスペース貸しというと、「不労所得」や「スペースが余っているから」といったイメージがありましたが、今やスペース貸しは飲食店の副収入のひとつになってきています。

実際、軒先株式会社によると、間貸しスペースを掲載している業種は飲食店が一番多いとされています。

ただ、一口に間貸し、スペース貸しと言っても、やったことがなければイメージがわきません。

そこで今回は間貸しのメリット・デメリットについて、カフェ業態の例をもとにお話します。

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飲食に貸すのか、飲食以外に貸すのか

まず、飲食店がスペースを貸すとき、一番大きな問題があります。

それは「飲食店に貸すのか、飲食店以外に貸すのか」です。これによってとれる選択肢が大きく変わってきます。

エスプレッソマシン

まず、飲食店に貸すメリット・デメリットについてみていきましょう。

飲食店に貸すメリット・デメリット

飲食店に貸すメリット

  • スペース+設備のレンタル費も家賃に含められ、レンタル料が高くとれる
  • 同業他社の知人が増える

飲食店に貸すデメリット

  • 食品衛生リスクは設備側が追うことになる
  • スペース貸しサイトが対応していないため、直接契約になる
  • 設備の破損などについて事前に協議する必要がある
  • 丸一日貸した場合、賃貸契約のまた貸しに引っかかる可能性

飲食店に貸すのはハイリスク・ハイリターン

こうしてみるとわかりますが、飲食店に貸すのは基本的にハイリスク・ハイリターンです。

まず、スペースを貸すには以下の2つの手段があることをご存じでしょうか?

  1. 自分で借りる人と契約を結ぶ直接契約
  2. スペース貸しサイトを仲介して料金だけをもらう間接契約

スペース貸しサイトは飲食営業が関係するレンタルスペースには関わってくれません

そのため、貸主と借り手の直接契約になります。つまり、集客なども自分でやる必要があります。

この場合の家賃相場は、業務用エスプレッソマシンなどの設備も貸す場合、立地にもよりますが、1日1~2万といったところでしょうか。

毎週1日、定休日に貸した場合の簡単な計算をしてみましょう。すると、月商4~8万円なので、カフェの家賃が20万未満なら大きな助けになります。

ただし、貸し借りするのは個人事業主同士なため、契約書などは交わさず口頭での口約束の場合がほとんどです。

万が一、衛生トラブルなどを起こされ、保健所が介入してきた場合は、営業停止だってあり得ます。

つまり、相手をどれだけ信用できるかの信頼が必要になります。

そのため、1回きりとか、今月だけとかよりも、数か月から半年など、ある程度定期的に貸すことが前提になる契約が多いように思います。

飲食店以外に貸すメリット・デメリット

一方で、カフェという場であっても、飲食店以外に貸すケースもあります。

たとえば、ヨガやダンススタジオとして、あるいは座談会やセミナー場所の提供、撮影会の場所の提供があります。

また、珍しいケースとしては、駐車場レンタルやユーチューバーの動画撮影用のレンタルキッチンなどもここに含まれます。

座談会

この場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

飲食店以外に貸すメリット

  • スペース貸しサイトが充実しているので集客の必要がない
  • 食品衛生リスクや設備破損リスクなどが少ない
  • 数時間など、短期でも貸すことができる
  • 貸すスペース・時間などが自由に選べる
  • 認知度アップにもつながる

飲食店以外に貸すデメリット

  • 飲食店に貸すより単価が低い
  • シェアスペースや貸し会議室など、競合が多い

飲食店以外に貸す場合はローリスク・ローリターン

飲食店以外に貸す場合は、ローリスク・ローリターンと言えます。

飲食店に貸す場合は、定休日をまるまる一日とか、営業終了後の半日をまるまるとなるのが普通。そのため、1回貸すあたりの単価が高くなります。

一方で、飲食店以外に貸す場合は、1~2時間単位ぐらいになるため、単価が低くなります。

価格も1時間1,000~3,000円など、広さと設備によって変わってきます。

その代わり、スペースマーケットなど、スペースの登録サイトなども多いため、スペース貸しのハードルが低いのが最大の特徴です。

ただし、競合ももちろん多いため、登録したからと言って大幅に稼げる!…というわけではありません。あくまで収入の選択肢が増えるというイメージが正しいでしょう。

いろいろなスペース貸しサイト

さて、飲食店に貸す場合は、自分で集客するしか手段がありませんが、飲食店以外に貸す場合は、スペース貸しの募集サイトがあるとお話ししてきました。

そこで、どんなサイトがあるのかをご紹介していきます。

レンタルスペースを貸すのにおすすめなサイト

スペースマーケット

日本のスペース貸しサイトとしては、かなり大きめのサイトです。

掲載件数も利用者も多く使いやすいサイトです。個室や席の一部など、貸したいスペースがあるお店におすすめ

カフェの駐車場を貸すのにおすすめなサイト

駐車場シェアの特P

スペースを貸すといっても、なにも施設内のことだけではありません。駐車場だって立派なスペース貸し・間貸しです。

1台だけを営業時間外だけ、定休日だけといった貸し方もできます。駐車場をお持ちの飲食店には特におすすめ。

カフェの一部を小物類の保管場所として貸すのにおすすめなサイト

モノオクモノオク

カフェによっては、物置や住居部分など使っていないスペースがあるお店もあるはず。

そんなお店におすすめなのがモノオク。レンタルスペースほど広さがなくても、あるいは内装がきれいでなくてもスペースを貸すことができます。

カフェの間貸し副業についてのまとめ

いまや、カフェや飲食店のスペースを使った間貸し・レンタルスペースは珍しくありません。むしろ、大きな需要のあるサービスと言っていいでしょう。

ただし、そこには、いろいろな選択肢があります。

・飲食店に貸すのかそれ以外に貸すのか

・直接契約か代理店に入ってもらうのか

せっかくスペースがあるのだから、それを固定収益につなげられるなら儲けもの。ぜひ、そのスペースを活かしてみてください!

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