飲食店やハンドメイド作家だと、屋外イベントに出店することがあります。
でも、現金だけだと売上が思うように上がらないことも…
そんなときに導入したいのがPayPayやクレジットカード決済端末です。
・イベント出店にデジタル決済は必要?
・店舗がなくてもPayPayやクレジットカード決済は導入できるのか?
・実店舗がない個人事業主の申し込み方は?
などについてご紹介していきます。
イベント出店にデジタル決済は必要?
イベント出店が初めての方だと
「イベントやマルシェなら現金だけで十分じゃない?」と思われるかもしれません。
確かに、イベントやマルシェの売上のほとんどは現金です。
それに入金が現金よりも遅れるのが気になる方もいらっしゃるでしょう。
それでも、いくつかの理由によって
“間違いなくキャッシュレス決済があったほうがいい”
とおすすめします。主な理由は3つです。
1.キャッシュレス決済を使う人が1割ぐらいは必ずいる
2.お釣りの用意がいらず会計もスムーズ
3.物販は特にデジタル決済の影響力が大きい
デジタル決済を使う人が1割ぐらいは必ずいる
数々のマルシェに出店してきて、ここ数年は本当にデジタル決済の活躍の場が増えました。
お客様側もたくさんの現金を持ち歩くのが大変なのかもしれません。
実際、マルシェの飲食店でも1割ぐらいのお客様はデジタル決済を使う印象です。
「お客様の持ち合わせがないとき」でも、売上につなげられるので、手数料を考えても間違いなく導入したほうが集客力が高まります。
お釣りの用意がいらず会計もスムーズ
また、イベント出店されたことのある人なら間違いなく一度は起こす問題があります。
それは“お釣り問題”。これが本当に大変!
イベントのお客様は小銭ばかり持たれているわけではありません。
そのため、お釣りが足りなくなることもしばしば。
「万冊をくずすために近所のコンビニで必要でもないのにジュースを買ってきた!」
…なんて経験をしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
そういった事態をできるだけ減らすためにキャッシュレス決済は必須!
細かい小銭を持っていない方にキャッシュレス決済をおすすめすると、お釣り問題を回避しやすくなります。
物販は特にキャッシュレス決済の影響が大きい
また、コーヒー屋でコーヒー豆を販売したり、雑貨を販売したりといった物販系だとキャッシュレス決済の割合が増えます。
単価が1,000円を超える商品を扱っているなら、絶対にカード&QRコード決済は導入すべきです。
店舗がなくてもPayPayやクレジットカード決済は導入できるのか?
ただ、「キャッシュレス決済は重要だけど、店舗を持っていないから申請していなかった」
…なんて方もいらっしゃるでしょう。
店舗を持たず、マルシェやイベント出店のみというオーナーさんは多いはず。
そういった方でもキャッシュレス決済は申し込みできるのでしょうか?
PayPayもクレジットカード決済も無店舗OK!
結論から言えば、問題なく利用できます!
PayPay、AirPAY (クレジットカード決済)ともに実店舗そのものは必須条件ではありません。
ただし、申し込みには審査が必要です。
場合によっては審査に落ちてしまうこともあるので、申し込みのポイントをご紹介します。
実店舗がない個人事業主の申し込み方は?
さて、PayPayとAirPAYのそれぞれの申し込みのポイントをご紹介していきます。
クレジットカード(AirPAY)申し込みの手続きとポイント
クレジットカード決済端末はいくつかあります。なかでも
1.イベントでも持ち運びしやすい
2.入金サイクルが早い
3.多くの店舗で使われており、お客様も慣れている
という3つの理由からAirPAYをおすすめします。
※AirPAYで決済するにはAirレジの事前登録とアプリインストールが必要です
- AirPAYの公式サイトへアクセス
- 「今すぐ申し込み」をクリック
- 必要事項を記入していく
必要事項を記入する際のポイントが2つあります。
詳しく解説しましょう。
店舗の利用形態や利用場所の記入について
まず1点目が”利用形態”や”利用場所”の記入です。
記入の仕方は公式サイトに下記のように書いてあります。
いくつもの場所で利用する場合は交通系電子マネー決済は利用できないので、それだけご注意を。
店舗画像や食品衛生責任者資格の用意
また、イベント出店しているときの店舗画像や、(飲食店の場合)食品衛生責任者の資格証明書を求められます。
イベント出店している方は
「テントを正面からとったときの画像」
「テント内部の商品やキッチンの画像」
をそれぞれ撮影しておきましょう。
「これが初めての出店で画像を持っていない」という方は2回目に出店する前に申し込みましょう。
PayPay申し込みの手続きとポイント
- PayPayの公式サイトへアクセス
- 「お店に導入する」をクリック
- 事業形態や氏名など、必要事項を記入する
基本的にはこれだけ。
ただ、注意するのが3番で必要事項を記入するとき。
PayPayの審査にはAirPAYと同じく、店舗の外観&内観の写真が必要です。
1度出店したときに店舗の画像を必ず撮影しておきましょう!
ちなみに、PayPayは無店舗でもとりあえず店舗の住所を書いておく必要があります。
その場合、店舗の住所はとりあえず自宅の住所を書いておけば問題ありません。
これで無事審査に通過すれば、PayPayが使えるようになります。
AirPAYとPayPayの申し込みのポイントまとめ
いかがでしょうか?
AirPAYとPayPayの申し込みのポイントは分かりましたか?
どちらも、必ずイベント出店の売上を上げるツールとして役立つので、ぜひ活用してみてくださいね!
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