コーヒーをドリップするときに必要なコーヒーサーバー。
実は、コーヒーサーバーはドリッパーほどモノによって大きな性能差はありません。
せいぜい、メモリがついているかついていないかです。
ドリッパーとメーカーを合わせてもいいですし、違うメーカーのデザインを合わせてもOK。
でも、それじゃ選びようがありませんよね?
そこで、ここでは、プロ目線からおすすめのコーヒーサーバーをご紹介していきます。
安価で人気!Kinto コーヒーサーバー
コーヒー器具メーカーが作っているサーバーとしては、最も安価なコーヒーサーバー。
そのぶん、HARIOやKONOなどの大手が作っているガラスサーバーよりもガラスが少し薄いものの、壊れやすいというほどではありません。
コーヒーサーバー自体に性能などはないため
1.できるだけ安価で
2.コーヒー器具メーカーが作った
3.信頼できるサーバーが欲しい
という方におすすめです。
ちなみに、KINTOには全く同じ値段で丸いシルエットのシリーズもあります。
【KINTOサーバーの使用イメージ】
ORIGAMIドリッパーを使うならマスト!ORIGAMI with HARIO
特徴的な形をしているコーヒーサーバー。
なんと、これはORIGAMIドリッパー用に作られたコーヒーサーバーなのです!
ORIGAMIドリッパーは通常、ドリッパーホルダーがないとサーバーに安定してはめることができません。
ですが、こちらのサーバーは、ホルダーなしでもOK!
そのままORIGAMIドリッパーをサーバーに載せて使うことができるんです!
ORIGAMIドリッパーが人気になった今だからこそおすすめしたいサーバーです。
【使用イメージ】
人気沸騰中!珈琲考具 割れにくいコーヒーサーバー
最近コーヒー業界で人気の、樹脂でできた割れにくいサーバー。
樹脂製なのでまず割れないため、小さなお子様がいる家庭や、何個もサーバーを割ってしまう方にとても人気。
ほかにもこんなメリットもあります。
1.樹脂製で軽く、アウトドアやコーヒーイベントの持ち運びにも便利
2.ガラスだと危ない氷+ホットコーヒーで急冷もOK!
とにかく便利なので、コーヒー好きなら1個は持っておいて損はありません。
【使用イメージ】
Instagramで人気!Brewistaガラスサーバー
インスタなどでも大人気のBrewistaのガラスサーバー。
サーバーとしては少し値段がするものの、とにかくデザインがかわいいため、インスタ映えすると言われて大人気のサーバーになっています。
また、機能性も面白いです。
実はこのサーバー、ふたをつけた状態と、ふたを外した状態でコーヒーを注ぐのとでは味わいが変わるんです!
展示会でメーカーの方に飲ませていただいたときは、驚くほど味わいが変わってびっくりしました。
「ふたを外すか外さないかでそんなに味が変わるわけないだろう?」
…と思う方は、ぜひ騙されたと思って飲み比べてみてください。
きっと印象が変わることと思います。
ちなみに、カラー展開はクリアに加えて青みがかったサーバーもあります。
【使用イメージ】
丸いシルエットがかわいい!CORES クリアガラスコーヒーサーバー
金属フィルターなど微粉が出るドリッパー用に作られたコーヒーサーバー。
金属フィルターを使っていると、どうしても微粉(細かい粉)が液体に落ちてしまいます。
微粉と一緒にコーヒーオイルが出るからこそ、フルーティな味わいになるわけです。
…が、この微粉のザラザラ感が嫌な方もいらしゃいます。
ですが、このサーバーは、あえてずんぐりと丸く作り、ゆっくりと傾けてコーヒーを注ぐことで、サーバーの側面に微粉がたまるような構造になっています。
サーバーに微粉が残るため、カップには微粉が入りづらくクリーンな味わいになるということです。
金属ドリッパーでコーヒー業界の先頭を走るCORESだからこそ作れたコーヒーサーバーです。
アウトドアにおすすめ HARIOメタルコーヒーサーバー
HARIOがアウトドア用に開発した“直火対応”のコーヒーサーバー。
基本的に、コーヒーサーバーはガラス製のため、直火にかける用には作られていません。
ただ、コーヒーを一度淹れたら、それをあとで温めなおしたいという希望がある方もいらっしゃいます。
そんな方のために作られたのがこのサーバーです。
アウトドア用に作られたサーバーですが、ガラスや樹脂と比べたとき、金属が少し重たいので注意が必要です。
直火で再加熱をしないのであれば、アウトドア用には「珈琲考具の割れにくいサーバー」などのほうがおすすめ。
ネルドリップ用にKONO ネル用コーヒーサーバー
KONOのネルドリップ用コーヒーサーバー。
KONOのネルサーバーは文字通り、ネルドリップ用のコーヒーサーバー。
ネルは縦に長く、持ち柄もついているので、普通のコーヒーサーバーだと使えません。
そのため、縦に長いコーヒーサーバーを使う必要があります。
もちろん、柄を持ってドリップする方もいらっしゃいます。
でも、特に慣れないうちは片手で湯量を調整するのは大変!
ネルで安定したドリップをするなら、ネル用サーバーをひとつ持っておくとよいでしょう。
他社でもネル用サーバーは販売していますが、KONOはネルのふくらみを邪魔しない構造なのが特徴です。
コーヒーサーバーを選ぶときの注意点!
ちなみに、コーヒーサーバーは機能性において、それほど差はありません。
でも、いくつかの違いがあるので、選ぶときのポイントを紹介します。
1.容量が1~2人前なのか、それ以上なのか気を付ける
2.素材はガラスなのか樹脂なのかで耐久性に差がある
3.基本的に高いサーバーのほうがガラスが厚い
以上です。
特に、容量を間違えてしまうと、まったく役に立たなくなってしまうこともあるので要注意です!
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